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2021年11月16日
Take blog ドローンでのお仕事での流れ、許可申請と一緒くらい大事なこと

こんにちは。代表理事の森です。

前々回のブログで書いたことを少し掘り下げて、今回は僕の思う「もっとも大事なこと」を書いていきたいと思います。

撮影の場所が決まり、そこの場所の許可を取って、その他必要な許可など確認し終わったら「あとは撮影するだけ!!」と思うじゃないですか?

それ以外で僕の中でというか経験した中で一番大事なことがあります。

それは「許可以外の場所への挨拶」です。

急に何も知らされずに隣の家でドローン飛んだらびっくりしますよね?

だから隣近所には絶対に挨拶に行きます。

当日やることもありますし、できれば前日までに済ましておきたいのが本音ですね。

在宅でないこともあるのと、隣近所の人にお話をした時に、世間的にドローンってまだまだ珍しいものなので色々聞かれることも多いですし、時間が押してしまったりすることもあるのでできれば前もって。

マンションなどの外壁・屋根点検の際は必ず施主さん(管理会社さん)にお願いして「〜月〜日ドローンで外壁(屋根)の点検します」という張り紙をしてもらっています。

大きいマンションなら全部屋にポスティングもします。

そして、離着陸を公道でしない、飛行ルートに公道をまたぐものがないなど、全く警察に許可申請する必要がない案件でも警察に電話する。これめっちゃ大事。

え?許可必要ないんやから警察関係なくね?

それ僕も結構構最近まで思ってました。

個人的に嫌な経験もあり、結構役所の人とか好きでないので、反発した感情も根底にあり、「文句言いにきたら来たで論破してねじ伏せたったらいいわ」と思ってる部分がありました。

論破するには何言われても正しく言い返して調べられても問題ないだけの知識量ととちらずに言えるだけの口の達者さなども必要なんですが、そこにも自信があったのでしばらくはそんな感じでやっていました。

そんな感じでいたのですが、一回通報が入ったことがありまして。

んま、今思えば今まで通報入ってなかったのがミラクルって感じですけど。

法律的には問題なかった。でもそれをいちいち説明しないといけない。

前々回のブログでも書いた通り「みんな無知」なので、本当にいちいち。

僕がどれだけ正しいこと言ってもそれをいちいち確認してもらわないといけない。

確認してもらわないといけないけど、そもそも警察署内にドローンに詳しい人がいない。

でめちゃくちゃ時間取られました。

その間撮影は無理やり続けましたが、やっぱり落ち着いては撮影できないですよね。

で、一番問題なのが「クライアントが不安な顔をする」です。

どれだけこっちが正しいこと言ってても日本人の根底として「警察きたってことは…」と考えてしまうものです。

僕の場合はちゃんと合ってて、ちゃんとそれを説明して、智ちゃんと警察にも納得してもらってって場面を運よくクライアントさんも見ててくれていたので大丈夫でしたが、そんなクライアントばかりではないので。

で、警察も通報が入るとこないといけない。それが仕事だから。

ですのでそれ以来絶対に前もって所轄の警察に電話を入れて「いつ・どこで・こういう撮影でドローン飛ばします」と伝えています。

前もって伝えて、「p通報は行ってもそういうことなんで来ないでくださいね」とはっきり言ってます。

こないだも阿倍野の某私立高校で飛ばしましたが、阿倍野警察に電話して。

担当部署とかも警察自体が把握していないので結構時間取られますが、現地に警察がくるよりかはマシかな、と少し空いた時間や移動時間などに電話するようにしてます。

警察だけでなく、高速道路が近かったら管轄高速道路の会社、海の上なら海上保安庁…

一応。電話してます。

後から何やかんやあったらめんどくさい。と思って、たとえ許可申請関係なくても入れてます。

現行のFISSがちゃんと機能していればこんなめんどくさいことしないで済むのですが、残念ながら全く機能していないので…

 

ということで今回は結構大事なこと書きましたね。

これは実際にドローンを飛ばす仕事を経験したものならではのことなんじゃないかなと思います。

これから飛ばしに行く方、お仕事でドローンを使いたい方、bridgeのパイロットになって仕事を受けたい方。

頭に入れておいた方がいいと思います。

 

では〜!!