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2021年11月10日
Take Blog 気温によるバッテリの注意点

こんにちは。代表理事に森です。

またもや久しぶりの投稿になってしまいました。

寒くなってきましたねー。

ここ2日くらいは雨もあってほんと寒い。

夏も冬も暑さ、寒さを振り切った時に心配になるのが「バッテリー」ですよね。

夏は暑すぎるとバッテリーが膨張したり、最悪の場合爆発・発火することもあります。

個人的にも一度変な臭いがしたことがあります。

冬は冬で0℃を下回ってくると「冷え過ぎ問題」も出てきます。

都会などではまずそこまで冷えた状態になることはほぼありませんが、せっかく冬やしで雪山などにいかれる時は注意が必要です。

僕もスノーボードブランドや選手やイベントなどで空撮させていただくことがあるのですが、気温はまずチェックします。

ハイシーズンの雪山だと山麓で0℃、山頂でマイナス5℃など普通のことなので。

PHANTOM4proのスペックでは動作環境温度は「0℃〜40℃」と書いてますので、んま、普通にアウト。

しかも「飛行する」となると機体の温度はもっと冷えますよね。

そして最悪の場合飛行中に機体自体がフリーズ。なんてことも普通にあり得ます。

「え?どうすんの?どうやってんの?」と聞かれそうですが。

僕は基本的には雪山ではMAVIC2proを飛ばしています。

「MAVICでも基本的にリスク一緒やん」と言われそうですが。その通りです。w

ただ、MAVICには「エンタープライズ」という産業用の機体が出てるんですよね。

そのバッテリーの凄いところは「自分で自分を温める機能がついている」ということです。

エンタープライズ用のバッテリーはマイナス10℃〜行けると書いてるので、大体大丈夫です。

スキー場管轄外のもっと標高の高い場所で、雪が降ってたり風が吹いてたりするともっと下がることも普通にありますが、そして北海道のスキー場とかなら山麓でマイナス15℃とかも普通にあるのでそこは個人の判断になってきたりはするんですけど。

そして飛ばす前に自分の服の中にバッテリーを入れて温めてあげてから飛ばすって感じですかね。

今のところその工夫で長野の白馬の標高2000メートルオーバーのところでも無事撮影できました。

一応エンタープライズ用のバッテリーをMAVIC2pro、zoomに取り付けるのは推奨はされていないので、あくまで自己責任でお願いします。w

これから冬本番です。寒いけどこの時期しか見られない景色もいっぱいありますので、今書いたような工夫をして、お出かけして見てもいいのではないでしょうか!!

僕はこの冬は多分雪山の仕事は減らします。

いただく分には全然いきますが。w

ちなみに今日のサムネ画像は岐阜県にある「高鷲スノーパーク」の名物のハーフパイプを撮影させていただいた時の画像です。

まず許可は出ませんが、周りには結構有名な場所とかもありますので、一度行ってみてください。